燃える夏の心が胸の中にある。
留まろうとする、くだらない休憩がいつだって何処へも届かせようとしない。
まだできる。きっとできる。
そう言っているうちに年齢を重ねてしまった。
胸の滞りを吐き出す前に、もう動けなくなるんだ。
走り始めないくせに焦りを吹き出して、何もかも台無しにするんだ。
身に付けた今までと戦わなければ始まらないんだ。
何処へも行けないよ。今ここなのさ。
待ってくれない。止まったら終わりさ。
成り立たない不完全な物語に死ぬな。
此処が終焉じゃないだろう。
もっと始まろうと燃えようぜ。
戦い尽くそうぜ。
挑み尽くそうぜ。
もっと果てへ行きたい。
その心燃やして。