涙流すベットで

命が尽きてしまうために不可抗力的に罪を犯してしまおうか。
どのようなネットニュースでさえも、たとえこの身を焼き果ててしまっても、死の向こう側からこちらの世界は覗けないって考えるとどうも気が乗らない。
誰が笑って、泣いたとしても僕自身が根本的に変容するかといわれるとしないんだろうな。首を横に傾げる。
続いて続けていくこの惑星が宇宙のいたずらで何事もなかったって笑わられたとしても、こうしてくだらないことでくすくす笑うしか能がないんだ。
考えることや発していくことがなんらかの結果を結ぶかといわれるとわからない。
半径の狭さに絶望して、慎ましく君と暮らしていくことですらなんだか気の逸らしかたとしては不愉快じゃないの。
どのような命の価値もまったく、一瞬で灰にすらなれないんだ。