2020-02-03から1日間の記事一覧

短歌101-200 10選

短歌101-120でよかった10選です。前半は調子よく、後半悪しでした。 108.耳閉じた光は背中寂しくて影を千切ると涙を零す『影踏み』小さな子供達が夕焼け、影踏みをしている。それを大人が一人、遠くから見つめている。子供の声、5時のチャイム。よくわからな…

詞1-5

1.『孤独な踊り子』 暗闇の舞台で始まった 孤独な踊り子の戦争が 空を疾る銃弾を 君は忘れてと呟いた 明るい舞台で始まった 孤独な踊り子の休憩が 地を歩く旅人を 君は拝めてと走り出す 太陽の舞台で始まった 孤独な踊り子の終焉が 海に沈む旅人を 君は助け…

短歌191-200

191 目をそらす 痛い痛いよ 胸の中 自分だけにも 嘘をつく癖 『嘘、つかないで』 192. 皮の空 溜まる憎悪は 空描き せめて陸でしょ 作戦変えて 『隊長へ進言』 193. 伺うと 魔女の菜園 不気味だと 素通りすると 君待ってると 『傾聴のバランス』 194. 気味悪…