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若いときは夢に重さを感じて、憂鬱な気分となっていました。様々なものがありふれた世の中で、あまりにもチンケな自分が輝いたとしても夜空に輝く小さな星でしかない。名前も正体も不明なまま知らないうちに消える。知られても手に取られることのないまま。輝がなければ意味がないという価値観が自分を縛り続けていた。
今は何にもなれず、できないことに恐怖して、ならばと行動を始めました。生きていくことに対する責任に少しでも立ち向かおうと考え始めました。
夢はたくさんあったけれど、どの夢も追いかけると苦労が絶えないだろうなぁ。今の道だって数多くの苦労が存在したのに、僕は今の苦労を享受する道を選んでしまった。
できることもできないことも同義だ。しっかりと向き合わなければ、受け止めることもできない。
これから先どのような道を歩んでいくのか知れたものではない。さまざまな夢、欲望。瞬間、向き合いながら進行する。
とりあえずは今続けていることを続けて、その先に夢や欲望と戦えるようなものを身につけられたらなぁと思っている。
それを考えるとワクワクして、楽しい。